- 浮気を許してモヤモヤした気持ちな人
- 浮気を許してよかったのか知りたい人
「浮気が発覚したけれど、別れなかった」
「一度は裏切られたけれど、もう一度信じてみようと思った」
――そんな決断をした人たちの声は、世の中にはあまり多く出てきません。
でも、実際には「浮気を許す」という選択をする人は少なくありません。
その先に待っているのは、どんな現実なのでしょうか？
今回は、「浮気を許したその後」に焦点を当てて、リアルな感情や葛藤、そして幸せになれるのかという問いについて掘り下げてみたいと思います。
浮気を許すという選択は弱さ？それとも強さ？
浮気が発覚したとき、多くの人が直面するのが「別れるか、許すか」という二択です。
怒り、悲しみ、裏切られたショック…。
感情の渦の中で「許す」という選択をすることは、決して簡単なことではありません。
世間的には「そんな人、すぐに別れるべき！」「一度浮気した人はまたするよ」といった声が多いもの。でも、それでも関係を続けることを選んだ人には、それぞれの事情や思いがあります。
長年築いてきた信頼、子どもの存在、生活の安定、相手の本気の反省…。そういった背景の中で、「もう一度だけ信じてみよう」と決断するのは、むしろ強さなのかもしれません。
許した「その後」に待っている感情たち
浮気を許したからといって、すぐに心が晴れるわけではありません。
むしろ、本当の苦しみはそこから始まると言っても過言ではないでしょう。
フラッシュバックする記憶
何気ない会話や、ふとしたタイミングで「あの時、相手は何をしていたんだろう？」という疑念が蘇ることがあります。記憶は簡単に消えません。たとえ「許す」と口にしても、心はまだ完全に癒えていないことが多いのです。
似たような状況になった際、パニックを起こしてしまう可能性もあります。
これから長い間のお付き合いになる場合、ずっとこの気持ちとも付き合っていかなければなりません。
相手への不信感
一度壊れた信頼は、修復に時間がかかります。
「また裏切られるのではないか？」という不安が、日常生活の中でふとした瞬間に顔を出すことも。SNSのチェックや帰宅時間の確認など、疑いの目が抜けきらないという声もよく聞きます。
一度裏切られると信頼できない…
自分自身への迷い
「私は本当にこの選択でよかったのか？」「もっと早く別れたほうがよかったんじゃないか？」と、自問自答することもあるでしょう。
特に相手の態度が変わらなかったり、以前と同じような行動を繰り返したりすると、自分の決断に対する不安が増していきます。
浮気された人のリアルQ＆A
Q1. 浮気が発覚してから、まず何をすればいいの？
A. まずは自分の感情を整理する時間を持つことが大切です。
すぐに結論を出そうとせず、怒りやショック、不安など、湧き上がる感情を否定せずに感じてください。可能であれば、信頼できる人に話すか、カウンセラーに相談すると心が軽くなる場合もあります。
Q2. 一度浮気した人は、また浮気する？
A. 一概には言えません。
浮気の背景には「寂しさ」「刺激を求めていた」「自己肯定感の低さ」など様々な要因があります。
相手がその原因と向き合い、本気で変わろうとしているかどうかが重要です。再発を防ぐには、行動だけでなく“意識の変化”が必要です
Q3. 許したつもりなのに、思い出して苦しくなる…
A. それはとても自然なことです。
浮気の記憶や不信感は、簡単には消えません。「許す＝すぐに元通り」ではないことを受け入れて、少しずつ前に進んでいきましょう。自分を責めず、心の傷が癒えるまで焦らないことが大切です。
Q4. 周囲に相談したら「別れるべき」と言われた。自分がおかしいの？
A. いいえ、あなたの選択はあなたのものです。
周囲はあなたを守りたい気持ちから強い意見をくれることもありますが、決めるのは他人ではなく自分です。「別れること」も「続けること」も、どちらが正しいというわけではありません。
Q5. 本当にこの人とやり直して幸せになれるの？
A. その答えはすぐには分かりません。
ただし、相手が誠実に向き合い、自分自身も気持ちを整理しながら前向きに進もうとするなら、関係は再構築できる可能性があります。「この人といると安心できる」と心から思える日が来たとき、それが幸せのサインです。
Q6. 浮気を許すと、相手が調子に乗るのでは？
A. その可能性もゼロではありません。
だからこそ「許す＝何もなかったことにする」ではなく、「許した上で信頼を築き直す」という姿勢が必要です。必要であればルールを作ったり、改めてお互いの価値観を確認し合うことも有効です。
幸せになるために大切な3つのこと
では、浮気を許したその先で「もう一度幸せになった」と感じられる人には、どんな共通点があるのでしょうか？実際の体験談や心理学的な観点をもとに、いくつかのポイントをご紹介します。
本音で話し合う覚悟
浮気についてきちんと話し合うことは、避けたくなるテーマですが非常に大切です。
なぜ浮気に至ったのか、相手は何を感じていたのか、自分にはどう映っていたのか…。お互いの心の奥にある本音をぶつけ合い、ぶつかりながらも理解しようとする姿勢が信頼再構築の第一歩です。
距離のとり方を見直す
浮気後は、一度関係性をリセットする意識も重要です。
しばらく距離を置いたり、別居をして冷静になる時間を持つカップルもいます。「一緒にいること」が必ずしも「すぐに修復すること」ではないという意識が、心の整理には効果的です。
自分の心を癒す時間
相手を責めるだけでなく、自分の心のケアを大切にすることも忘れないでください。
カウンセリングを受けたり、信頼できる友人に話を聞いてもらったり、自分の趣味や仕事に集中する時間を作ることで、少しずつ心のバランスが整っていきます。
＜電話占いであればこちらがおすすめです＞
許したからこそ見えた“新しい関係”
「一度壊れたからこそ、本音で向き合えるようになった」「前よりも大事にしてくれるようになった」――そんな前向きな声も少なくありません。
もちろん、浮気という裏切りがなければ傷つくことはなかったかもしれません。でも、その経験を経たことで、お互いが変わるチャンスになったというケースもあります。「一度失って気づいた大切さ」が、関係を強くするきっかけになることもあるのです。
許す＝忘れるではない。大切なのは「どう生きるか」
「許す」とは、「忘れる」ことではありません。そして「浮気を許したこと」自体が正解かどうかも、すぐには分かりません。
でも、最終的に大切なのは、「自分がどう生きていきたいか」「どんな関係を築いていきたいか」という、自分の軸です。誰かの意見に流されず、自分の感情に正直になること。それが、どんな選択をしたとしても後悔しないための鍵になるはずです。
まとめ
浮気を許して幸せになれるかどうかは、「相手次第」でもあり「自分次第」でもあります。再び信じ合える関係を築くには時間もエネルギーも必要ですが、それでも乗り越えた先にしか見えない景色もあります。
「一度裏切られたけれど、それでも一緒にいたい」
その気持ちに嘘がないなら、あなたの選んだ道は、きっと間違っていません。
この記事を読んでくださった皆さんが幸せな日々を送れますように。
